シノドス関連

愛媛地区 松山教会での「霊における会話」体験

記事はこちら-2024.6.4

 6月2日 愛媛地区松山教会において「霊における会話」体験が開かれました。

 6月2日(日)は、「霊における会話」は四国の最終県、愛媛県の松山教会にて、11グループ48名で開かれました。
 次週に司祭・助祭叙階式があるにもかかわらず、松山教会の皆様、ジャレ神父様が受け入れてくださり、とても力を入れて取り組んでいただきました。主日のミサには130名ほどが集まるそうですが、3分の1の方々が集まってくれたことになります。今回は中2の方も参加していただきました。ミサ後でしたから、第1ステップ(マニュアルでは第2)、と第2ステップ(マニュアルでは第3)を体験していただき、その後のステップの説明を加えました。大阪六甲教会の吉村氏から頂いた、説明もともに配らせていただきました。全体で70分ほどのものとなりました。
 今回も、タイムキーパーがいないので、一グループ当たり4人~6人で行いましたが、やはり6人前後が時間的にも話の広がり具合のためにも、よいような気がしました。今回は、一人の発言が終わったときの30秒ルールは概して守られたような気がします。体験が終わったときのある方からの発言によって、ことばや事例の発言から、次のステップに移るときの一人一人の感性が分かち合われることによって、より深い分かち合いが成されたのではないかの感が深まりました。私のステップから、あなたのステップ、私たちのステップにステップアップする毎に、一人一人の事例以上の感性が分かち合われるところで、霊の働きをみる意味が見えてきた気がします。

 私にとって、回を重ねる毎に、この「霊における会話」の意味が見えてきたようで、頭の操作から心による関わりのレベルの動きが見られました。
 また、この分かち合いの前に、松山教会のフロントに開設された、社会に開かれたコーヒーショップの見学もさせていただきました。そして、阿南教会の幼稚園で、開かれたバザーで、和菓子屋さんとスティーブ神父様のコラボ、カレーパンの情報も入っていきました。新商品は『神父様の〇〇』『天使たちへの〇〇』 「神父」「園長」「ユーチューバー」のインド人男性と老舗和菓子店のコラボ商品誕生【徳島】|JRT NEWS NNN (ntv.co.jp)

喫茶オアシス

徳島地区 徳島教会での「霊における会話」体験

記事はこちら-2024.5.27

 5月26日 徳島地区徳島教会において「霊における会話」体験が開かれました。

 去る、5月26日(日)、徳島県の徳島教会にて、4グループ22名で、霊における会話の体験会が開かれました。
 前週に堅信式があったにも拘わらず、受け入れてくださいました徳島教会の皆様、特に申神父様に感謝です。どこもそうですが、徳島教会にも外国語を母語とする方たちが大勢ミサに出席していました。その中から、英語グループの方も出席していただき、また後半部分で、鳴門教会の方も参加して頂きました。そして熱心に取り組んでいただき、あっという間の90分間でした。
 一人の言葉にしばらく時間をおいて受けとめる体験は、ここでも一人一人の言葉の中にある霊を味わう機会となりました。特にこの徳島教会では、お茶を飲みお菓子をつまみながらの、気楽な会話となったのでした。

 一人一人の言葉の後の30秒は、ここでも大変なルールのようです。そして一人一人の言葉に頷きながらの体験は、とても貴重な気がしました。今回は時間を有効に使っていただくために、1グループを4人~6人にして、ゆったりと取り組んでいただきました。そして、他地区と同じように、沈黙の時間を有効にするために、空間の広がりが大切だという意見、コーディネーターの必要性を数人の方からお聞きしました(今回の体験では、あまり意識していませんでした)。またテーマが漠然としていると言う意見も見受けられました。
 全体的に和やかな90分で、後の昼食会では、霊における会話のコーディネーター養成も必要との意見や、継続して行うことの必要性など積極的に関わっていただきました。また子どもさん連れの方がいて、シノダリティーの養成にかなった形の参加をしていただいて収穫大でした。

四国カトリック会館 松浦信行

高知地区 江ノ口教会での「霊における会話」体験

記事はこちら-2024.5.20 

 5月19日、高知江ノ口教会において「霊における会話」体験が開かれました。 
 去る、5月19日(日)、高知県の江ノ口教会にて、2グループ16名で、霊における会話の体験会が開かれました。
 お忙しいにも拘わらず、ミサ出席者の大勢が参加し、熱心に取り組んでいただきました。中島町教会からも参加者があり、色々とこの霊における会話の特徴について話し合いを持ちました。

 一人の言葉にしばらく時間をおいて受けとめる体験は、とても言葉を味わう機会となった。一人一人の意見に集中することはとても疲れることだと思った。表面的な言葉の奥に拡がるその人の心を掴むために、沈黙は有効に生かされた。自分の意見をまとめていくのは大変だと思った。2つのグループでも沈黙の時間に話が聞こえるので、少し離れた場所が必要と思った。人が一人でいるのはよくないの聖書の言葉が浮かぶ。教会はつながりの世界だと思った。自分では教会に行くことの強制は嫌と思っていたのに、子どもに強制していることが思い浮かんだ。
 また教会は社会から離れているという意見に対して、趣味や身の回りの出来事を通して繋がっていることに気づいた。色々な側面があることに気づいたとの意見もありました。
 概して、人と人とのつながりの持っている教会の味わいを確認し、教会に対する批判であっても、その奥に教会の持っている本来の姿に気付く、裾野の広がりのある霊における会話の体験でした。

四国カトリック会館 松浦信行

香川地区 桜町教会での「霊における会話」実習会

記事はこちら-2024.5.16

 去る、5月12日、桜町教会のメインミサの後、香川地区の「霊における対話」の実習が行われました。四国カトリック会館で作成したマニュアルによって、グループの発表無しの形で、90分間、テーマは前もって示していた「共に歩む教会を四国でどのように描くことが出来ますか?」を用いて、40名5グループで行われました。

 テーマが大きすぎる、一人一人の発言に沈黙の祈りは結構難しかった、コロナの後すぐに発言に答えたくなった、⒌人ぐらいがよいのでは、聞き取りにくいため別室が必要、男女で会話の差があるかも、笑いをもたらす間も必要か、自己紹介の機会も必要などの意見がありましたが、概して評判がよかった気がします。
 意見には、一人の発言を反芻する機会があった、じっくり聞く機会があった、霊の動きを感じられた、感動した、真剣に取り組めた、人の発言を大切にする機会が持ててよかった、信徒同士の交流が持てたのはよかったなどの意見がありました。
 テーマに関しては、一人一人の居場所が必要、話し合いの場が持てたことがうれしい、四国内だけでなく大阪高松教区全体で考えたい、などの意見があった。テーマへの消化は少し時間が足りなかったようです。
 また、分かち合いをすること自体がよかった。みんなコロナの後、話したいことがある。交わりから新しいアイデアが出てくると思う。結果が出なくてもそこに向かって歩んでいけるのではないか。などの意見がありました。
 これをきっかけに、この話し合いのプログラムを深めていきたいと思います。

四国カトリック会館 松浦信行

世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会