ウィークリー・メッセージ　2015第10回

「四旬節第２主日　神の声を聞きましょう」

 四旬節が始まりました。四旬節はご復活祭への案内です。それは神様の話を聞いて歩むことです。幸せの国へ行くことです。幸せの国へ行くことの条件は第一に聞くことです。神様の声、聖書の話に耳を傾けましょう。
　
　今週のみ言葉はアブラハムが息子イサクを捧げる話です。もう一つは有名な「主のご変容」の箇所です。神様は雲の中から［これは私の愛する子、これに聞け」とおっしゃいました。
現代は車社会です。車には【ナビゲーター】が付いています。このナビに従って行けば、やさしく目的地へ着くことが出来ます。
「耳を傾けよう」神様の声に耳を傾けよう。困っている人の声に耳をかたむけよう、淋しい人の声に耳をかたむけよう」。
　このナビを聞いて従ったら易しく目的地に着くことができます。私たちはこの四旬節の間いろいろな事象のうちに神様のみ言葉を聞いて、これを行うならば永遠の生命、完全な幸せに至ることができます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デシデリオ・カンバラ