ウィークリー・メッセージ 2015第47回
「目を覚まして祈ろう」
桜町教会担当司祭 村上
耿介
典礼の暦で新しい一年が始まりました。十五年度はマルコに導かれて主イエスの生涯を黙想してきました。十六年度はルカが私たちを導いてくれます。
待降節に入りました。読んで字の如く、待って来る方、神の子の到来を待つ季節に入ったのです。神の子の到来は二回あります。つつましい幼子の姿をとったベトレヘムの
それでは「目を覚まして祈る」とは、どういうことでしょうか。それは神の愛の眼差しのもとに身をおくことです。主イエスがどれほど私たち一人ひとりを愛し、人生の旅路を共にして下さっているかがれば解るほど、私たちは主に己を委ねて生きることができます。ここに希望をもって信仰を生きるキリスト者の生活があります。待降節を迎えるに当たって、主の再臨を待ち望みながら「目を覚まして」生きていける恵みを願い求めましょう。
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