ウィークリー・メッセージ 201631

 

「年間第17主日 ルカによる福音(11:1-13)」

 

 鳴門教会担当司祭 乾 盛夫  

 

 カ福音書はイエスが祈っておられたこと、宣教生活の様子を記している。大事な伝えである。その祈りについて弟子の一人が尋ねた、と追って行く。主は共有している祈りのことばと偽りの無い求める心について話されている。

 「主の祈り」を共有する祈りのことばとして弟子に手渡されている。この祈りはもちろんイエスが正直に祈り・生きていた祈りに違いない。終わりの部分にイエスが「わたしたちを誘惑に遭わせないで下さい」と祈っていることに、人の一人に生きる主・メシアの素直な姿が伝わって来るようです。

 次に祈る心構えについて長く諭しています。「求めなさい」「探しなさい」「門をたたきなさい」と。


何でも必要なもの、よいものを、父が子どもに与えるように与えられる、と力づけられている。その上、より良いもの「聖霊」がそれである。イエスに代わって弟子たちを教会として照らし導いている神ご自身、通じ合える霊です。私たちは素直に求めましょう・聖霊こそ求めるべきものであると教えられたのです。


 このように弟子と同じ答えを頂き、日々の生き方を永遠の命へと続けてくれる恵みに沿ってゆきましょう。 

               鳴門教会 乾 盛夫神父

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