ウィークリー・メッセージ 2019第3回
「年間第3主日」
高知地区協力司祭 硫黄 隆二神父
今日はルカの福音書4章18節から19章を取り上げてみたいと思います。
この箇所はイエス様が宣教を始めてから間もなくのことでした。イエス様はヨルダン河でヨハネから洗礼を受けた時からその行動はすべて聖霊に導かれていたのです。
常に自己否定の心構えを持ち、完徳にいたるとの強い意志を持って、謙遜、柔和、従順、貧しさを愛する人、悔悛者、禁欲者、世俗や親族への執着を絶つ人、熱誠に満ちた人、イエス・キリストへの愛のため、教会への奉仕のため、隣人の聖化のために、いつでも自分の全財産、才能、休息、全身全霊を犠牲にしようと身構えている者。
そのような人となるために休みなく努力する人でなければならない。次いで神への信頼に満たされ、キリストを慕う人々は霊的な戦いを交え、神の栄光のために生涯を捧げる者でなくてはならない。
人々の救いと自分達自身の聖化のために生涯を捧げなければならない。オブレート会員は愛徳心によって鼓舞されるあらゆる熱誠への事業、特に聖なる宣教の実践に挺身する一方で、団結しながら会の規則と会憲とをよく守ることが大切である。
オブレート会創立当時はフランス革命の後とはいえ、世界航路の発見された後であり、フランスから始まって、マルセイユの港から大西洋を渡ってカナダ、アメリカ、東洋ではスリランカ等に宣教に行ったのです。極寒のエスキモーの宣教では、エスキモーによって殺されて二人は食べられたと言います。
現在、全世界の貧しい所に宣教に行っています。
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